40代からの転職。”繋がり”・・・大切な事は何かをあらためて気がつかされました

40代でも転職できた理由を挙げるのであれば、まず一つは、これまでの転職で築いたエージェントとの繋がりを残しておいたことです。これは自分の中で大きな財産であり、大切にしておいて本当に良かったことです。

2012年にも転職を試みているのですが、この時は条件や環境が合う会社が見つからず(採用に至らなかった会社もあります)、当時所属していた会社の環境に変化があったため転職活動を止めてしまいました。登録していた情報は個人情報であるため、挨拶メールをだしつつ削除依頼をしていました。個人情報削除依頼を出した中には、JACリクルートメントもありました。

今回、転職活動を再開するにあたって、JACリクルートメントに登録しなおそうと思って、サイトの求人情報から登録ボタンを押しました。登録を済ませて返信を待っていたら、なんと登録をお断りする返信がきてしまったのでした。

<JACリクルートメントから登録を拒否された経緯の記事はこちら>
40代で転職をしようとしたら、JACリクルートメントに登録を拒否された

過去の繋がりを引っぱり出してみる

転職活動を止めるときには、

「個人情報の削除をお願いします」

と、メールを出しておいたにもかかわらず、「また個人情報を登録します」なんて都合の良い話ですよね?削除依頼のメールを出した時は、本当にもう転職活動はしないと思っていたんです。

当時、登録していた他のエージェントからは、

「また何があるかわかりませんから、登録だけ残しておきませんか?」

と伝えられていたにもかかわらず、

「いいえ、削除してください。」

なーんて、言ってしまっていたんです。

恥もへったくれもありませんよ

当時担当になっていただいていた方(削除依頼メールを出した方)のJACメールアドレスに、以下の内容ようなメールを送信したんです。

株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント
〇〇様

****年の転職活動時にはいろいろとお世話になりありがとうございました。
〇〇 〇〇です。

〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇ため転職活動を再開することになりました。

御社の求人で興味のある案件(求人コード:********)を見つけたのもあり、直接JACにも登録いたしました。

直接メールするのはどうかとも考えましたが、知っていただいている方に担当をしていただければ安心できると考えメールいたしました。

何か良い案件等がありましたらよろしくお願いいたします。

〇〇

さすがに「登録を拒否されたので、直接メールしました」とは書けませんでした。きっと名前から検索されたら拒否したことはバレるだろうと都合よく考えたのもあります。(バレなかったらラッキーという気持ちもありました。)

うれしい返信

何と!メールを送信した日の夕方に返信がありました。

いつもお世話になっております。
JAC〇〇でございます。

ご連絡ありがとうございます。

転職再開の件、承知致しました。
弊社ご登録から、時間が経過しておりますので一度、面談を実施させて頂き、現状・今後の方向性を伺えればと思っております。

【転職サポート面談】
日時:〇〇様のご都合を複数お聞かせ下さい。
※平日 10:00~19:00スタート
土  10:00~16:00スタート
場所:JAC Recruitment〇〇〇〇支店
内容:転職サポート面談
※ご来社が難しい場合、電話にて面談を実施しております。
お気軽にお申し出下さい。
所要時間:50分程度

以上となります。

また、関心をお持ち頂いている求人ですが、〇〇様の現状等を伺った上で、ご案内をさせて頂ければと思っておりますが本ポジションは、選考が進んでいる為、状況によっては、ポジションクローズする可能性がございます。

ご連絡お待ちしております。

宜しくお願い申し上げます。

返信を見たときには、本当にうれしかったです。

若気の至りでは済まないこともあるよ

条件の合った求人案件があったにもかかわらず、JACリクルートメントから登録を拒否されたのは、年齢と転職回数でフィルタリングされたのではないかと読んでいます。インターネットからの登録は、ある程度コンピューターで判断されてしまうんでしょうね。そう考えると、年齢と転職回数を重ねた転職希望者の場合は、正攻法(インタネット媒体からの登録)でおこなうと、表面上の数字で転職業界から弾かれてしまうということです。

<年齢と転職回数が、転職活動に与える影響についての記事はこちら>
転職において、年齢と転職回数を重ねることは負のキャリアにしかならない

20代の頃の転職は、「エージェントなんて、もうどうせ次は会わない」という、ふとどきな気持ちで転職活動をしていました。「若さ」が転職業界において商品価値として使えていたからとはこの時は全く思わずに、ただ単に「自分自身の経験(キャリア)を買ってくれた。」としか思っていませんでした。
年齢を重ねるとともに人との繋がりを大切に思うようになり、前回の転職活動の時は、社会人としてもしっかりとさせていただいていたと思っています。
今あらためて考えると、エージェントの方を雑に扱うことは、それがそのまま相手の会社の人事の方にも伝わることになり、自分にとっては全くプラスにはならないことなんですよね。

JACリクルートメントは、正攻法では登録することができませんでしたが、過去のコネを使って登録することができました。担当者は違いましたが、結果として、JACリクルートメント経由で転職することができました。(JACリクルートメントの担当者は、求人会社で分かれているため、メールを送った担当者の方は、自分に合った条件の会社をお持ちではありませんでした。)