エアコンの吹き出し口からの水漏れを防ぐには風量設定がカギ!その理由と方法を解説

最近暑くなってきたので、今年初めてリビングのエアコンを動かしました。

しばらく動かしていると、突然、エアコンの吹き出し口から水がボトボトと落ちてきてビックリしましたが、幸いに、下には何もなかったため床が少し濡れただけで済んで良かったです。

エアコンの吹き出し口から水が落ちる原因は「汚れ」らしいです

エアコンの吹き出し口

エアコンの吹き出し口から水が落ちてくる場合、多くの原因は次の2つです。

  • ドレインパイプの詰まり
  • ドレインパイプの汚れ

ドレインパイプが詰まりによって排水が流れなくなったり流れが悪くなったりすることで、排水が逆流しエアコンの吹き出し口から落ちてきます。

しかし、引っ越しによるエアコンの取り付けをしたばかりでドレインパイプは交換されているため考えられず、いちおう確認しましたが、ドレインパイプから排水は流れていました。

他の原因として考えられるのは、次の3つです。

  1. エアコンの本体が排水口側を上にして傾いている
  2. ホースが途中で上に曲げられていて排水が逆流してしまう
  3. 内部のガスの不足によって熱交換器に霜が付き、排水路が閉ざされた

これらは、エアコン設置業者の施工ミスと疑いたくなるようなもので、エアコンの外観の状態を見れば分かると思います。

ただ、最近の設置業者は、設置後の見た目からなるべくホースを部屋の中に出さないように提案してきます。

あと、引っ越し業者経由のエアコン取り付け業者の標準セットの内容に、エアコン本体と室外機の管の取り付け時の管の内部の真空引きとエアコンガスの充填が含まれていたので、もしガス不足であれば明らかに設置業者の責任になります。

今回の原因は「風量設定」でした

最終的に解決した方法は、「風量を”自動”に設定する」 でした。

うちはリビングの大きさに対してエアコンのサイズをケチったため(予算が無くて新しく買い替えることができなかっただけですが)、エアコンの能力以上の広さに付いています。

エアコンとリモコン

さらにそこに「電気代の節約だ!」と張り切って風量を弱にして動かしていたのがいけなかったようで、弱い風量で設定温度まで下げようとするためエアコン本体が冷えすぎて、熱交換器に結露ができてしまっていました。

「風量を自動にする」 に加えて風向きも自動にするとさらに良いらしいのですが、そこまでしてしまうとうちの間取り上不都合があったので、風量だけを自動にしました。

するとどうでしょう!切り替えたばかりはまだ少し水が落ちてきましたが、その後はエアコンの吹き出し口から水は落ちることなく動き続けました。

しかも、自動だけあってか効率的に作動し夜の12時から朝まで作動させていましたが、表示上の電気代も20円程度になりました。

エアコンの吹き出し口から水が落ちる場合まずは風量の確認

ドレインパイプが詰まっていないのにエアコンの吹き出し口から水が落ちてくるような場合は、まず「風量を自動」「風向き自動」にして様子を見てみましょう。