娘が熱で発症した夜驚症の話。原因と症状は知っておこう。

子供が先週末から39度近い熱をだしている。初日はぐったりしていたけど、週末は熱が下がっていたから遊びに行った。日曜の夜になって、また熱を出した。うちは観てないけど、サザ〇さんシンドロームかな?

先週末の出来事。39度の熱は、頭を触るとさすがに熱く感じる。本人も熱で体力を奪われるからか、いつもは元気な夜に、「眠~い」というから、お風呂もそこそこに布団に入れる。いつもは遅い時間まで起きていて、なかなか寝ないけど、こういった日は早い時間に寝かせることができて、眠りに着くまでも早い。

とりあえず寝かせつけたので、溜まった録画をみていると、突然、子供の寝室から泣き声が聞こえた。慌てて寝室に入ると、目をパッチリと開けて、下唇をかんで、少し震えている。

「どうした?大丈夫?」と話しかけても返事がない。どこかをジッと見つめて、「あー!」と言葉を発したりしている。熱で頭がやられてしまったかと思って血の気が引いた。

とりあえず、「大丈夫だよ。お父さんは隣にいるよ」と手をにぎって話しかけて背中をさすっていたら、目をつむって再び寝始めた。

娘に何が起こったのか?

泣き声の後の娘の状態と一番近いと思ったのが、「夜驚症(やきょうしょう」。寝ている間に恐怖に襲われるらしい。特徴として、「突然泣き出し、声を出したり叫んだりする。体は震えて、心拍数が速くなり、呼吸が荒くなり、大汗をかく」と、パニック状態に近い。あと、夜驚症は深い睡眠状態の時間帯に起こるようで、寝始めてから1時間後ぐらいが多いそうで、娘に当てはまる。

何でこんな病気になるの?

この病気は、一説には4-12歳で始まるそうです。やけに幅が広いように感じるけど、娘は対象範囲内です。「睡眠障害の一つです」と言われちゃうとビビッてしまいますが、大人でいうところの金縛り体験と同じで、深い睡眠状態(ノンレム睡眠)から急激に目を覚ましてしまうことで、脳の一部は覚醒したけど、他の部分は眠ったままで体が思ったように動かないという中途半端な状態になることで起こる症状のようです。

発症している間はどうしたらいいの?

一言でいえば、「症状を和らげるためにできる具体的なことはありません」。できる事とすれば、周りで優しい言葉をかけながら見守ることだそうです。

昼間に「怖いテレビを観た」とか「怖い体験をした」から、それを避けるとありましたが、娘の場合、昼間はさんざん遊んでいたので当てはまらないと思います。

経験してみての感想

娘の「夜驚症」に似た症状のきっかけは、39度の熱と思います。一日だけ体温が平熱の時には発症しなかったので。ビックリして心配になるような症状ですが、朝に体温が下がっているときは、ケロっとしていつも通りの娘でした。少なくとも熱で頭がやられるのは本当だと思うので、頭だけは冷凍庫から保冷材を出して、囲う様に冷やしました。