シャットダウンしたはずなのに!?パソコンの電源が勝手に入って困っている時には、まず設定を確認する

先々月ぐらい前からの出来事です。シャットダウンしたはずのパソコンが、勝手に起動していることがありました。最初は、間違えて再起動を選択しちゃったのか、子供が電源スイッチを押したのかもしれないと思っていました。最近では、シャットダウンをした15分後ぐらいに電源が入っていることがありました。

「スタンバイ」や「スリープ」や「再起動」ではなく、きちんと「シャットダウン」を選んで電源を切ったにもかかわらず、気が付くとパソコンの電源のスイッチのライトが点いていました。

何が原因なのか?

原因を調べたくても、故障の可能性として考えられる部品は、電源ボタンや電源ユニット、マザーボードがあり、どの部品も外観からは「壊れている」って判断するのは難しいです。また調べるのに時間がかかります。とりあえず、設定から見直すことにしました。

使用しているWindows7には、「Wakeup on LAN」機能があり、LANケーブルからの信号でパソコンの電源を入れることができるそうです。思い当たることとしては、勝手に電源が入る現象は、引っ越ししてインターネットの環境が変わってから出始めましたので、LANケーブルからのノイズ信号によって電源が入るようになったのかもしれません。

Windowsロゴのスタートボタンを押して、
→コントロールパネル
→デバイスマネージャー
→ネットワークアダプター
→利用しているアダプターを右クリックしてプロパティを開きます。

「詳細設定」のリストに、
・「Wake on Magic Packet」
・「Wake on Settings」
・「Wake On 設定」
・「Wake-On-Lan機能」
・「ウェイクアップ機能」
・「ウェイク・オン・マジック・パケット」
これらの項目の設定を「無効」「Off」「オフ」「Disenable」のどれかを選択して、OKボタンを押せば完了です。

この設定にしたらコンピューターの電源が勝手に起動することは無くなりました。

トラブルの時に最初にすることは設定の確認

パソコンがLANケーブルからのノイズのような信号を誤検知して、勝手に電源が入ってしまうことがあるらしいです。この設定に変更しても電源が入ってしまうような場合は、BIOSの設定を見直ししないといけない可能性はありますが、まずはこのウェイクアップに関する機能を無効にしてみて、様子を見てみましょう。

※2016年11月14日追記