オフィスでの仕事中、寒い足元はとっても辛いです。
過去には暖房や足下ヒーター、毛布などのグッズを使用してきました。
ただ、これらの便利なアイテムを頼りすぎることは、長期的には問題を引き起こす可能性があります。
なぜなら、体は快適な環境に順応し、寒さ対する耐性が低下するからです。
そのため、寒冷なオフィスの足元の冷えを解決する方法は、グッズに頼らず、体自体の適応能力を高めることに焦点を当てたほうがいいのではないかと考えます。
この投稿の最後に、自分自身が実践し、寒さ対する耐性を上げた方法を紹介します。
足元が寒くならないようにオフィスの室温を上げる
室内温度設定は多くの会社では基準が決められていると思います。
エコや国からの通達を理由に真冬に20度設定を目標にしますが、天井と足元の温度差を実感したらとても受け入れられるものではありません。
ですが、会社からの通達なので仕方なく従っていましたが、膝に毛布を掛けたり、こっそりと足元ヒーターを持ち込んでいました。
ただ、足元ヒーターの電源を切り忘れた場合のリスクや、そもそも持ち込み禁止を使用するリスクを考えると持ち込めない人も多いと思います。
足元が寒くならないようにオフィスの環境を整える
直接自分が使用するグッズではありませんが、オフィス環境を整えるためにグッズを使用します。
コールドドラフトと呼ばれる冷たい窓で冷やされた空気が下から流れてくるため、二重窓への変更や窓に断熱シートを貼るなど部屋の空気が冷やされないような工夫をします。
可能であればオフィス内のドアや窓を密閉したいところですが、人が出入りするので常にドアが開け閉めされて、冷気が侵入してきてしまいます。
必要以上にドアが開きっぱなしにならないような工夫が必要です。
足元が寒くならないように体温調整
最初にできることは、寒いオフィスに備えて、靴下や上着の重ね着をして暖房を効果的に使えるように心がけましょう。
定期的に机から立って軽い運動をし、血液循環を促進して、足元の冷えを和らげましょう。
これから本格的な寒さを迎える前に自律神経を鍛えて体温調整を整え、寒さに対する抵抗力をつけましょう。
自分自身は自律神経を鍛えることを約3年おこなっています。
自律神経を鍛えるためにおこなっているのは、冷水シャワーです。
かれこれ20年以上、普段のお風呂は朝にシャワーを浴びるのみです。家で夜に湯船につかることはほとんどありません。朝にシャワーを浴びて浴室から出る直前に30秒間、首筋に冷水シャワーを当てます。夏でも冬でもです。
冬は寒いのであらかじめヒーターで脱衣所は温めてはいます。高血圧ではないですが、温度差は血圧に影響するみたいなので。
この冷水シャワーを始める前は、オフィスに足元ヒーターを持ち込んでいましたが、それでも寒いと感じていました。ときどき、体全体に寒気が足元から上がってくるように感じる日もありました。
3年前の夏が始まる頃から冷水シャワーを始めることで冷水に慣れて、冬場は頑張って毎日、朝のシャワー終わりに首筋に冷水を30秒間だけ当てていました。
当然寒いですが、浴室を出て体を拭いてしばらくすると体がポカポカしてくるのを感じました。
これをしばらく続けていたとき、ある日、足元の寒さの程度が弱くなっていることに気が付きました。
実体験です。
まとめ
寒いオフィスの足元の冷えを解消する方法は、グッズに頼り過ぎるのではなく、体自体の適応能力を高めることに重点を向ける時代になってきたと思います。
適切な服装、デスクエクササイズ、健康的な生活習慣などの方法を実践し、自然な体温調整を身につけましょう。
とはいえ急に体温調整はできないので、暖房の設定やオフィス環境を含めたデスク近くの窓の断熱、ドアの密閉など、オフィス内の調整が寒い足元を抑制するのに大切です。
これらの方法を組み合わせて、寒い足元のオフィス環境でも仕事ができるようになればと思います。
ちなみに冬の時期、家族は家でもこのグッズを愛用しています。暖かさ強さや密閉度はこれまでのグッズの弱点を補っていました。ただ、そこから動けなくなります。でも、エアコンの暖房無しでも過ごせます。