平熱が36.4から36.6なのにスピード検温を売りにしている予測式の電子体温計で約15秒後に検温された体温が36.8から36.9℃でした。
おでこに手を当てても熱っぽくないので、そのまま10分待って実測値が出るまで待つと36.4℃から36.5℃になりました。
予測値は何度測定しても36.8から36.9℃で、10分待つ実測値は36.4℃から36.5℃になります。
最初は電子体温計が壊れたと思って家族に体温を測ってもらうと、家族の体温はいつもの平熱の温度が表示されました。
なぜか自分自身だけ体温が高めに表示されてしまいます。
表示体温が高くなる原因の検証
少し前に体温を測る機会があり、その時は自分自身の平熱温度が表示されました。
もしかして日中の時間帯かと思って、朝・昼・夜に測定してみても予測で表示された体温は高くなりました。
まず、自分自身に起こっている違いが何かを考えてみると、数日前からトレーニング用としてシトルリンのサプリメントを摂取していることでした。
シトルリンを摂取すると血流が増えます。
今朝起きた時に測定した体温は平熱だったのですが、シトルリンを摂取して1時間後ぐらいから予測式の体温が上がっていました。
考えられる原因を止めてみると
シトルリンの摂取を止めた当日に変化は無く、予測の体温は高くなりました。
シトルリンを止めた翌日から体温はほぼ平熱の体温が表示されるようになりました。
3日目には予測で表示される体温と実測で表示される体温に差はほとんど無くなりました。
これらのことから、シトルリンのサプリメントを摂取したことによる血流増加によって、予測される体温の表示が高くなると思われます。
検証結果よりも驚いたこと
予測式の電子体温系は、血流の影響を受けることがわかりました。
こちらの文献を読むと
体表面温度は皮膚表面の温度のことで、皮膚表面の血流の影響を受けるため、同じ部位でも均一な温度にはならないという特徴がある
とされているので、やはり血流の増加が電子体温計の予測に影響を与えたと思います。
文献へのリンク:ヘルスケアにおける体温計測のセンサ技術
逆に考えれば、何も摂取していない平常時の自分自身の血流は、一般的な血流であることがわかりました。
そして、いま摂取しているシトルリンは、血流を増加させるサプリメントとして効果があるということも分かりました。
血流を上げることによる効果やメリットは調べるとたくさん出てきますが、デメリットは出てきません。
あえていうなら、「 予測式の体温計で測定した時の体温が高く表示されてしまう 」ことでしょうか。