娘の笑顔が救いの父親が語る、人類学的に正しい女の子の心理と娘に嫌われない父親になる方法

女の子供は、5才になるとだんだんと知恵がついてきて、発言が一人前になってくる。そしてだんだん父親のことが嫌いになってくる(らしい)。それは、人類学的には正しいことで、女の子供は父親のことを嫌いにならないと、正しく成長したとことにはならない。

2歳ぐらいまで父親と一緒に風呂に入っていると、その娘は父親のことを嫌いにならない説

イクメンなんて言葉ができてからというもの生まれた時からずーっと機会さえあればいっしょにお風呂に入って、お風呂の中で歌を歌って、タオルで顔を拭いて、鼻くそをとってやり、時には、詰まった鼻くそと鼻水をいっしょに吸ってあげる父親も多いはず。

仲良くお風呂に入ることができていればきっと嫌われない。手紙を書くことが好きな女の子に成長していれば、「だいすき」って手紙を書いてくれる。「だいすき」と「いつもありがとう」は、いつもテンプレートの様に手紙に書いてくれるかも。どこで覚えてくるのか?と、思いつつも親にしてみればうれしい話である。

愛情確認の典型的手法

夕飯を食べたあと、満腹感と仕事の疲れですぐに横になってしまいませんか?奥様から「牛になるよ」って茶々を入れられ、それを見ていた子供も楽しそうに真似をして「牛になるよ」って言ってくるでしょう。

こんなことがあった。車の中での出来事。「お父さんが牛になったらどうする?」って娘がきいてきた。「そうだなー。牧場へ行って草でも食べるかな~?」って答えたら、「ダメ~!。牧場へ行っちゃダメ~!。だから横にならないで!」って言われた。とても嬉しかったし、少しくすぐったい気持ちになった。計算も策略も無く純粋に答えたのが分かるから。「そうだね~。牛にならないようにしないとね。」と返事をした。それをきいた娘は、ニコっとしてから車の窓から外を見つめた。

どれだけの時間を子供に費やせるか?

娘が生まれて以来、離乳食を作り、お風呂にも入れてやり、娘の成長に寄り添ってきた生活だと思う。勤務時間は置いておいて、仕事以外の時間を娘と共に過ごしてきたと思う。娘にとっては、悪い言い方をすれば、「ごはんを作ってくれる大切な人」としか思っていないかもしれない。でも、日頃から頼られているのがわかる。

実家は自営業だった。朝昼晩と家にいれば、父親と母親の顔を見ることができ、会話をすることができた。母親は家の稼業をしながら自分ら兄妹のために、きちんとご飯を作ってくれていた。この経験があったからかもしれないが、子供には、なるべく親が作ったご飯を食べさせてあげたいと思うし、父親と母親のことを好きでいて欲しい。でも、スーパーのお惣菜もしっかりと使っているけどね。共働きだとコロッケとか揚げ物している時間は無いし、最近のお惣菜は美味しくなっていると思う。

親バカと言われると思うが、娘は比較的良い子に育ってくれていると思う。