Windows11で、スタートにピン留めしたアプリやフォルダがWindows11を再起動させると、スタートから消えてしまう場合は、プロビジョニングパッケージが影響している可能性があります。
プロビジョニングパッケージとは、PCの起動時に事前に定義された設定やアプリケーションを適用するためのパッケージです。プロビジョニングパッケージを入れてPCを起動させると、新しいデバイスを迅速にセットアップしたり、既存のデバイスに新しいポリシーやアプリを導入したりすることが可能になります。
起動時に特定のプロセスが走り、必要な設定やアプリを自動的にインストール・設定をおこないます。
一度初期設定が完了したら、プロビジョニングパッケージは役目を終えます。その後は削除されることが一般的です。削除することで、不要な設定変更が発生するリスクを減らします。再適用が必要な場合は、適切なパッケージを再度適用することになります。
個人で私物用に購入したパソコンに入っていることはまず無いと思います。会社の法人用パソコンで職場全員のパソコンの設定を同じにしないといけないような場合に「プロビジョニングパッケージ」は使用されるようです。
会社や職場のPCにプロビジョニングパッケージが残っていたら、IT部門に何の目的のためのプロビジョニングパッケージなのか確認してから削除してください。
解決方法
- 画面下の スタートボタンをクリックし、スタートメニューから「設定」(画像の赤丸部分)を開きます。
- 左メニューから「アカウント」(画像の赤丸部分)をクリックします。
- 下へスクロールして「職場または学校にアクセスする」(画像の赤丸部分)を表示させ、クリックします
- 「プロビジョニングパッケージを追加または削除する」(画像の赤丸部分)をクリックします
- 表示されているプロビジョニングパッケージの名前をクリックし、「削除」を選択します。(一度削除してしまったので、プロビジョニングパッケージが表示されていると仮定して進めます。(画像の赤四角部分))
- 必要なアプリやフォルダをスタートメニューにピン留めして、PCを再起動し、再起動後、ピン留めしたアプリやフォルダが消えていないことを確認してください。






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