休日、特に土曜日のお昼ごはんは、中華生めんと呼ばれる冷蔵の「つけ麺」系を買って食べるのが、家族の日常になりつつあったこの夏でした。最近は、スーパーでの取り扱い種類が減ってきたので、本格的に夏が終わろうとしているんだろうなと感じています。
冷やし中華も好きなのですが、「つけ麺」は、何となく「麺」と「つけ汁」だけで済むような気がして準備が楽な食事としてとらえています。
そんなつけ麺ですが、一つだけ困っていることがあるんです。
つけ麺のパッケージデザインと辛さが一致しない
つけ麺の中でも特にどこか有名なお店とコラボして作ったつけ麺の場合、ときどきなのですがパッケージデザインと実際の辛さが一致しないものに出会うことがあります。
自分自身は問題無いというか、どちらかというと美味しい辛さなのですが、小学校低学年の娘には辛いんです。娘はまだカレーも甘口を食べています。
今回のこの投稿を書こうと思ったきっかけとなったつけ麺です。
つけ麺の達人 伝承甘旨醤油 2人前
裏面を含めてパッケージデザインのどこを読んでも辛さを連想させるようなキーワードは見つかりません。むしろ「甘旨醤油」が甘さを連想させます。
これを食べた娘は、「辛~い!」と言って、水をガブガブ飲んで、つけ汁をさらに薄めて、つけ汁内の赤い粒を丁寧に箸で取り出していました。後からパッケージデザインをもう一度見てみると、麺に赤い粒が着いてます。かといって、この赤い粒をみて辛さを連想できるはずもありません。
レトルトカレーには辛さ表示がある
辛さの分類がされている食品を考えると、まっさきに浮かんだのがカレーです。カレーの辛さの表示は各メーカーが独自に定めた基準で決められているそうですが、甘口・中辛・辛口については、これまでのカレーを食べてきた経験では「A社の甘口は、B社の中辛と同じだな」と思うようなことはありませんでした。カレーの辛さは、主に、唐辛子の辛み成分カプサイシンと、こしょうの辛み成分ピペリンの量で決まっているそうで、業界内である程度のガイドラインがあるそうです。ハウスのカレー製品の場合は、辛さの強弱を示す辛味順位が表示されており、同じ<甘口>のカレーでも「辛味順位」の違うものがあるそうです。なお、「辛味順位表」を最初に始めたのはハウスだそうです。
ざる麺はさっぱり系な味かつ辛くない
「ざる麺」と呼ばれている商品があります。冷たい中華めんを冷たいつゆにつけて食べるメニューだそうです。うちでも何度か食べたことはあります。冷たいラーメンの麺を冷やし中華のような酸味は無い醤油ベースのつゆ(つけ汁では無い)につけて食べる麺食です。このzる麺は、つけ麺で多く見られる太麺と濃いつけ汁によるがっつり系な組み合わせでは無く、細麺のさっぱり系になります。しかも辛くありません。
辛いことが悪い訳ではない
自分自身は、つけ麺のつけ汁には辛みが入っている方が美味しく食べることができます。でも、辛さをあえてカレーで例えるならば、中辛の分類に入ると思います。ここで伝えたいことは、家族での食事として選ぶ時に、ある程度の辛さ表示をしてくれると選びやすくなるということなんです。娘が美味しいと思うような「つけ麺」を選びたいだけなんです。
辛さを消す方法を見つけたよ
辛さと濃厚さが好きな人にはおすすめできないかもしれませんが、つけ汁を一口飲んでもピリッとくるような辛さのつけ汁に、温泉たまごを一つ入れて、よくかき混ぜると、味がすごくマイルドになるんです。ちょっと考えればわかることなのかもしれませんが、生卵ではなく温泉たまごが玉子の甘みや濃厚さを追加し、辛さを抑えてくれて、子どもでも平気で食べることができるようになります。まして、玉子が好きな子供であれば、喜んで食べるようになります。