自分自身は、何か嫌なことがあっても、それに立ち向かえるように気持ちを切り替えることができるようになったのはいつからだろう?と考えても思い出せませんでした。
「解決することで成長する」と言いますど、ときには「そこから逃げる」という選択肢も大切って言ったりもしますし、自分も思います。
「立ち向かうのか」「逃げるのか」んおどっちが良いのかは、時と場合?ケースバイケース?個人の価値観によるのではないかと思います。
よくあることだけど、子供にとっては一大事なんです
とある日の出来事でした。
娘が通っている体操教室では、最後に先生と追いかけっこをします。
いちばんビリの子が先生に捕まると、ちょっとしたお仕置きをされます。
娘は何度か捕まっていて、それが嫌で嫌でたまらなかったそうです。
ある日、体操教室の日の朝に、娘がお腹が痛いと言い出しました。
詳しく訊くと体操教室に行くのが嫌だと言います。
先生に”捕まる”ということに屈辱感を感じていて、子供なりのプライドというか、負け組にはなりたくないだけとは思うんですけど、どうしたものかと考えました。
「厳しさ」は子供との絆をつくってからにしましょう
こういった事の初めや最初の時期に、「なだめ作戦」にするか「厳しする作戦」にしよう迷います。
1ケ月ぐらいは何とかなだめて行かせていましたが、一度、娘はあまりにも嫌で体操の授業中に逃げたことがありました。
通いだしてからまだ2ヶ月ですし、体操服などの初期投資をしているので、何とか通ってほしいと思うのが親の心です。
一回だけ、
「そんなに行きたくないなら、二度と行かなくてもいい!!」「もう二度と御稽古事には行かせない!!」
って強く伝えて、行かせなかったことがありました。
でも、次の時に、何とかなだめて体操教室に行かせてみたのですが、自分が居なくなったあと娘は妻に
「前に『行かなくてもいい』って言っていたのに」とぼやいていたそうです。
あなどれない奴。
子供には、「厳しくする」派?「褒める」派?
また別の日、なだめて褒めて体操教室に行かせた日の帰りに、「逆上がりできた~♪」と元気に報告してきました。
子供に見えない裏で、「追いかけっこはお手柔らかにお願いします」と先生にお願いし、先生が協力してくれた効果と何かができた喜びのおかげでしょうか。
大人でも同じだと思いますが、自分の気持ちを分かって欲しいんだと思いました。
娘としては、気持ちが分かってもらえる味方がいるということがわかれば良かったのではないでしょうか。あとは大人が良いように環境をつくってあげれば、いい方向に向かうってことなんだと思います。