コロナによる自粛によって、自宅で過ごす時間が増えると、だんだん自宅でも美味しいものを食べたいと思うようになりました 。
卵と牛乳は日常的に冷蔵庫にあるため、これを使って美味しいものといえば、やっぱり思い浮かぶのはフレンチトーストです。自分自身が子供の時に親に作ってもらったフレンチトーストは、6枚切りの食パンを卵牛乳のつけ汁に押し付けるようにひたして、フライパンで焼いたものでした。
これは自分の大切な思い出として残しておき、自分の子どもにはもっと本格的なフレンチトーストを作ろうかと思ったのですが、できるだけ短時間で作ることができるレシピを探しますた。
あのホテルオークラのレシピが公開されていた
ホテルオークラ特製フレンチトーストのレシピは以下の通りです。
【オークラ特製フレンチトースト】
材料 (4人前)
https://theokuratokyo.jp/letter/recipe/french_toast/
卵…6個
牛乳…370cc
砂糖…62g
バニラエッセンス…少々
食パン(厚切り、約4cm)…4切れ(耳なし)
バター…少々
サラダオイル…少々
正直、このレシピでは自分にとってとても甘く感じてしまったので、レシピの砂糖の分量を変えて、また、一度に作る卵牛乳のつけ汁の量が多かったので、量を変えました。あと、短い時間のひたしでもふわとろに仕上がるように焼き方を工夫してみました。おかげて家で食べるちょっと高級感を漂わせた朝食になりました。
卵…3個
牛乳…200cc
砂糖…25g
バニラエッセンス…なし
食パン(超熟4枚切り)…2枚(耳あり)
マーガリン…少々
油…少々
子どもがバニラの風味が苦手なのでバニラエッセンスを無くしていますが、好みで入れても良いと思います。パンは市販されていて手に入れやすく厚切りのものを選んでいます。うちはバターの消費が少ないのでバターの代わりにマーガリンにしています。きっとバターにしたら風味がさらに増えると思います。
作り方を詳しく
仕込み
- 卵と牛乳をボールに入れて、泡立て器またはハンドミキサーで泡立つぐらいにしっかりと混ぜます。砂糖を加えてさらに混ぜ合わせます。
- 食パンを半分に切ります。耳を上にして容器にます。この時に4枚が並んでぴったりと入る容器を使うといいです。我が家は、イオンの「HOME COORDY そのままレンジ保存容器 角型850ml」を使いました。(縦長なので少しスペースができますが、パンに吸わせる卵牛乳のつけ汁を溜めておけます)
容器の蓋をすると、パンが少し潰れますが、気にしてはいけません。冷蔵庫に4時間以上入れておきます。(前日に仕込んでおいて、翌日の朝に焼くようにすれば十分な時間ひたしておくことができます。)
実際、長時間ひたしておくと、パンがボロボロになってきます。パンを取り出すときに注意しないといけません。また、耳があるので、十分にひたされてないような仕上がりになるかもしれません。
一度作ってみて卵牛乳のつけ汁の量が足りなければ、卵を4個にして牛乳を増やし、砂糖を調整してみてください。
焼き
【フライパンではなくホットサンドメーカーを使うと、とろっと仕上がります】
我が家は、アイリスオーヤマの「ホットサンドメーカー 直火 ガス火専用 1枚焼き」を使っています。
- 10秒程度ホットサンドメーカーを熱します。火を止めて、油引きで油を塗り、マーガリンを適量入れます。2切れ(食パン一枚分)をホットサンドメーカーに入れて、蓋をします。
- 最弱火からひと回り炎が大きくなるように火の大きさを調整し、まず片面を2分焼きます。次に裏を2分焼きます。(焼くときに、パンにひたされている以上の卵牛乳のつけ汁を入れて焼くと、焼いている最中に吹きこぼれてきますので注意してください。
- お好みでメープルシロップ、またはジャムを添えて食べます。
ホットサンドメーカーで焼くことで、内部に圧力がかかり、卵牛乳のつけ汁がパンに染みわたり、ふわとろっと仕上がります。
砂糖を控えめにしているので、何も添えずにそのまま食べるとそれほど甘くないです。甘々しいものが好きでない方はこの食べ方をお勧めします。
ワンポイントアドバイス
パンを卵牛乳のつけ汁にひたすための容器が、ぴったりパンサイズで深いものがあれば、もっと楽にしっかりひたすことができると思います。あと焼くときに中火にしてしまうと焦げると思います。
自分でもビックリするぐらい美味しくできました。