分散投資の効果と積立型を組み合わせて安定した資産運用を目指せ!

iQOS(アイコス)を吸っている人の多くは、本体を2つ持っていると思いませんか?なぜ2つ持っているかというと、本体及びホルダーは充電式のため2本続けて吸うことができるようにという理由もあります。あとは、1台壊れても、もう1台あるから何とかやっていけるという「吸えなくなる」リスクを回避するためです。

ドルコスト平均法の定額購入方法は、投資リスク回避のための方法の一つではありますが、単一の銘柄で行なった場合は、大きな効果を期待できるものでないことは、前回の記事を見てください。

<投資リスク回避のための方法についてはこちらの記事>
定期的に決めた一定額を長期間投資する積立型投資で安定した資産運用を目指せ!

<安定した資産運用の方法についてはこちらの記事>
積立NISAを利用して株や投資信託の長期投資で安定した資産運用を目指せ!

卵はひとつの籠に盛ってはいけない

先人の言葉で、「卵はひとつの籠に盛ってはいけない」があります。これは、分散投資を説明するときに頻繁に使用される言葉です。全ての卵を一つの籠に入れていると、その籠を落とした時に全ての卵がわれてしまうのと同じように一極集中させるのでは無く、分散させて投資をしなさいということです。

分散投資とは

複数の銘柄や商品に資産を分散させる投資をすることでリスクを軽減させる「資産分散」と呼ばれる方法です。これに対して、定期的に決めた一定額で購入することでリスクを軽減させることを「時間分散」と呼びます。

資産分散の場合、分散先として「日本株式」「海外株式」「日本債権」「海外債権」のどこに投資するのか、投資予定の全資産の何%をどの銘柄にするのかなど細かく検討しなければいけません。

株式は、企業に対する出資と考えます。債券は、貸したお金に対する借用証書と考えます。積極的に運用したいのであれば、株式を購入します。基準価格が大きく上がる期待はありますが、大きく下がるリスクもあります。堅実的に運用したいのであれば、債券を多く購入します。

引用:大和証券

あとは、「日本株式」「海外株式」「日本債権」「海外債権」の4つの資産を上手く分散させると、単独の資産に投資するより上下の変動が少なくなり、また経済の悪い年でも比較的安定した運用実績を維持します。

ポートフォリオを組む

資産を運用するために具体的に詳細な商品の組み合わせを検討することを「ポートフォリオを組む」といいます。