歯科検診を定期的に受けていても酷い虫歯になっていた。なぜ起こったのか解説します。

かれこれ4年以上前から歯科検診を定期的に受けることにしています。なぜかというと、当時、酷い虫歯になってしまい、辛うじて神経は抜かなかったものの歯をガッツリ削って治療したからです。個人差もあると思いますが、虫歯は歯の表に出ず、歯の中でどんどん進行し、歯の中身がスッカスカになってしまうような虫歯になってしまったからです。

4年前の虫歯

当時、歯みがきを時々しなくても虫歯になることはありませんでした。調子に乗って甘い物を食べて歯みがきをすることなく寝ることもありました。そんな生活をしているときに、親知らずの奥歯が歯茎に当たるようになってしまい、歯茎が炎症を起こしてしまったため、親知らずを削るために歯医者に行きました。久しぶりだったので、レントゲンで虫歯を診てもらうと、3ヶ所に虫歯があり、そのうちの1つは大きな虫歯ですと言われてしまいました。犬歯の次の歯なのですが、外見は全く問題が無いように見えましたが、他と比べると、中がうっすらと黒くなっているように見えました。

削ってびっくり

削り始めてみると、どんどん削られていきます。先生に「中がボロボロなので、削らなくても取れていきます。」と言われた覚えがあります。結局、歯を半分ぐらい削られて、中だけ歯が無いような状態になりました。

虫歯削り

細菌を死滅させる処理をしてもらい、プラスチックで固めてもらい治療は終わりました。

歯科検診は何か月ごと?

通っている歯医者の歯科検診は、治療もしくは検診からだいたい4ヶ月経過するとはがきが届きます。ただ、はがきが届いてから検診に行くまでに2ヶ月ぐらいは空いていました。

レントゲンに写らない虫歯があるって知ってますか?

前回の治療のプラスチックの影響

前回の定期健診の時に、今回虫歯が見つかった歯の辺りに時々刺激があるということを伝えました。レントゲンを撮ったのですが、それらしい影が見つからなかったので、大丈夫でしょうと伝えられた記憶があります。(今回の虫歯が見つかったことで思い出しました。)
今回の歯科検診の時に再度レントゲンを撮ったのですが、4年前の治療時に詰めたプラスチックによって写りがいまいちということと、歯と歯の間が狭くなり目視が難しいため、歯の隙間を広げ歯茎を寄せるために、歯と歯の間にゴムを入れられました。ゴムを入れる時の痛さは治療以上です。無理やり歯の隙間にゴムを入れるので、終わった後の違和感も尋常じゃないぐらいありました。
「このまま一週間置いて隙間を広げましょう。痛かったらすぐに外しますから、明日でもいいので来てください。」と言われたのが支えでした。
詰め物

歯と歯の間のゴム

グーグル先生によると、歯の矯正のために青いゴムを使用するというのが見つかりましたが、自分が入れられたのは黒いゴムでした。しかも細いワイヤーみたいなものが付いており、これが時々歯茎に刺さって痛いことこのうえありません。翌日にはゴムを入れられた歯が移動して噛み合わせが悪くなったことを感じました。しかも、心拍に合わせてゴムを詰めたところがジンジンします。開院と同時に電話してゴムを外す予約をしました。歯と歯の隙間が広くなったことは感じていましたので、ついでに治療の予約もしました。

虫歯かもしれないし、虫歯じゃないかもしれない

予約時間に来院し、ゴムを外して様子を診てもらいました。
「詰め物の変色によって黒くなっているように見えるので、たぶん大丈夫だと思いますが、気になる黒さでもあるため、もしかすると虫歯かもしれません。」と、「どっちだよ!」とツッコミたくなるようなコメントでした。先生と相談した結果、とりあえず詰めたプラスチックを削って目視で確認してみるということになり、歯茎に麻酔を打って歯を削ってもらいます。

削ってビックリ、虫歯でした

削って行くにつれて、「あ~、こんなところに虫歯があるな~。」と、虫歯が発見されました。(良かった。削って。)
しかも、歯の奥にかけて虫歯は進行しており、先生が「いや~。良かったですね。早く虫歯が見つかって」と言われましたが、「いやいや、最初、大丈夫かもしれないって言ったじゃないですか?」と心でツッコミました。たしかに「かもしれない」ですけど。
レントゲンに虫歯が写らないのは、虫歯の進行が早い場合だそうです。また前回、虫歯を死滅させる治療をしましたが、削り跡が歯茎ギリギリの位置だったため、歯茎には細菌が大量にいるため、治療跡に侵入していったんだろうということだそうです。

治療はこれからも続く

次の治療は、被せ物を作るための型取りをするそうです。被せ物は保険の効くクラウンと、効かないクラウンがあるそうなのですが、保険の効く方は、見た目が悪くなるそうです。