ある日突然、咳をすると喉が痛くて、胸も痛いから医者にかかってみた。

つい最近のことです。いつものように朝起きた時に、喉に詰まる感じがあったので、軽く咳をしました。いつもであれば「ゴホッ、ゴホッ」だけで済むはずなのに、その日は胸に痛みを感じました。ちょっと強めに咳をしてみると、喉にも痛みがあるのですが、胸の上の方に痛みがありました。

喉だけが痛いのであれば、「風邪かな~?」と思うだけなのですが、胸が痛いということは何らかのヤバいお知らせに違いありません。

前日は、昼間に時々咳が出たものの、熱っぽいことも無く、それほど体がだるいというわけではありませんでした。胸まで痛くなるほど「悪化した」というほどの症状があ ったという覚えがありません。

「今朝起きて、咳をしたら胸が痛い。」というのが、正直な感想です。

痛む個所と程度

痛むのは喉と胸です。
喉の痛みは、のどちんこ付近というよりは、もっと下ののど仏周辺に痛みが集中していました。それから胸の上ぐらいまで痛みが広がる印象でした。喉と胸でどちらが痛いかというと胸です。咳をすると下の画像の赤い丸辺りを手で押さえるぐらいの痛みでした。

まず喉を何とかしよう

ここ数年ずっと口を開けて寝るクセがついており、妻には「無呼吸になっている」と言われています。あと昨日、咳をし過ぎたのかもしれません。

以前にどこかで処方してもらった「アズノール うがい薬」が家にあったので、それをちょっと濃いめにしてうがいをしました。口の中に薬の味が残りますが、慣れているので平気です。

うがい後、歯みがきをしたり朝のシャワーを浴びたりして、1時間ぐらい経ったぐらいに咳をしてみると、起きた時より痛みが少し治まっていました。

ですが、咳をするとまだまだ喉にも胸にも痛みがあります。首は少し腫れている印象があります。

痰が白い

喉の痛みが少し落ち着いてきたとともに咳をすると、白っぽい痰が出てきました。いつも出てくるのは黄色っぽい痰なのに不思議です。

調べてみると、咳とともに白い痰が少量出る場合は、ウイルスを原因とするウイルス性気管支炎の可能性が高く、痰の色が白から黄色に変わった場合には、ウイルス性気管支炎と合わせて細菌感染も起こしている可能性があるそうです。

医者へいってみよう

現状を踏まえた上で、近くの内科に行ってみることにしました。家の近所にある、いわゆる「かかりつけ医」とこっちが勝手に思っている医者です。

一通りこれまでの状況を説明して、先生に聴診器で胸と背中から音を聴いてもらい、喉の腫れの程度を見てもらいました。聴診器を耳から外しながら先生が言いました。

先生:「特に何ともありませんね。」

自分:「えっ!・・・でも、咳すると胸が痛いんですけど・・・」

先生:「今年はインフルエンザが流行った時に、同じようなことを言っていた患者がいましたよ。」「喉もそれほど腫れていませんし。」「咳止め出しておきますから。」

自分:「・・・」

確かに、朝の時と比べるとずいぶんと痛みは和らいできましたが、それでもまだ痛んです。あとで調べてみると、「アズノール うがい薬」は消毒薬ではなく、炎症を抑える薬だったんです。これでしっかりとうがいをしていたので、喉の炎症が治まったのかもしれません。

薬は、アスベリン、フラベリック、カルボシステインの咳止め系ドラッグと、アズノールうがい液を処方してもらいました。

診察代が1070円、薬代が720円でした。多少、気持ちが楽になったので良かったのかもしれません。