エージェントから「〇〇の求人に応募してみませんか?」の連絡を受けて書類選考をお願いする場合は、履歴書と職務経歴書がきちんと相手企業に届いているような気がします。
ワンクリック応募は便利だけど・・・
ウェブサイトの求人企業の一覧の「書類選考の応募をする」のチェックボックスにチェックを入れて、簡単応募できるタイプの転職サイトでは、求人によっては翌日に「次の選考にお進み頂けない結果となりました」の連絡が来る場合があります。
こういった転職サイトのサービスの担当者の発言であるのが、
「とりあえず応募しましょう」
という言葉です。
どんな会社でも良いから転職したいなら、この言葉を受け入れることができるけど、できるだけ希望する業種・職種で働きたいと思って転職している時にこの言葉を言われると、相手を信用できなくなってしまう。
電話だけど、転職の意志とか経緯を面接したはずなのに、どこでもいいから転職させたいと思っているのではないかと疑いたくなる。
次の選考に進むことができませんでした
そんなワンクリック書類選考応募で申し込んだ全ての求人から「次の選考に進むことができませんでした」回答を頂戴しました。
「進むことができませんでした」回答をもらった企業の中には、他の転職サイトでミドルクラス(30代後半から40代後半)も応募可能になっていたにも関わらずです。業種・職種に関してはエージェントからの紹介で応募可の企業でしたので書類選考は問題無いと思っていました。
見送り理由は、「総合的に判断し、組織構成上、
他のもう一社からも同じ見送り理由で、次の選考に進むことができませんでした。業種・職種が自分の職務経歴とドンピシャなのに、「総合的に判断・・・」って、単に年齢で見送ったんじゃないのかと疑ってしまいました。
この「選考結果連絡」の内容と、大手人材紹介会社から登録拒否をされた事を合わせて考えると、やっぱり「暗黙の年齢切り」はまだまだ存在し、40代という年代は転職業界にとっては、商品価値として「低い」というより「無い」と判断されてしまうということに気が付きました。
人事の負担を減らすため
エージェントは、相手企業から募集ポジションや求める人物像を訊いて、人材を探します。求職者からの応募に対して、年齢を含めた人物像が合っていない場合は、相手企業に履歴書を渡さずに、一定の期間をおいて、「次の選考に進むことができませんでした」メールを送っているのではないかと推測してしまいました。
相手企業の人事からしてみれば、希望している人材が出てくるまでエージェントで断ることができます。エージェントに依頼するメリットになります。とすると、「とりあえず応募しましょう」と伝えてくる転職サイトのサービス担当者は、この「次の選考に進むことができませんでした」選考には入っておらず、でも、紹介成績を残さないといけないため、求職者に多くの応募を求めてくるのかもしれません。
数打ちゃ当たる
それでも、まずは職を求めている方からすると、一度の多くの求人に応募できるため良いシステムなんだろな~と思います。
<登録を拒否される理由には、年齢と転職回数があります>