先日の事でした。いつものようにリビングの床で寝てしまって夜中の2時頃に目が覚めると、喉に違和感がありました。「口を開けて寝ていたからかな?」と思いながら寝室に移動して再び眠りました。
朝起きるとやっぱり喉に痛みがありました。
何もしていないと痛くは無いのですが、唾液を飲むと喉に痛みを感じました。程度を表現するのであれば、唾液が喉を過ぎる時に「チクッ」とするような痛みです。喉全体が痛いわけではなく喉の左側の奥だけが痛いのです。
日頃、折り畳み式の座椅子に座ってテレビを観ながら寝てしまうことが多いです。
最終形態として座椅子の座る部分を枕にして床に寝てしまいます。
一度眠ってしまうとちょっと体を揺らされてもなかなか起きません。子どもも妻も起きないのを知っているのでそのまま放置されます。
だいたいは2時ぐらいに一度目が覚めるので寝室に移動して再度布団で寝ます。
幸いなことに一度目が覚めたからといってそのまま目が覚めてしまうことはありません。
喉の痛み初日
とりあえず喉の痛みやハレに使用する『のどスプレー』をしてみました。ちょっと良くなった気はしましたが、大きな効果はありませんでした。
お茶を少しずつ何回かに分けて飲んでみましたが、痛みが治まるような大きな効果はありませんでした。
熱を測りましたが平熱で、のどの違和感による咳もほとんど出ません。
ただただ唾液を飲んだ時に喉の左側の奥が「チクッ」と痛みます。
会社への出勤移動中にのど飴を舐めてみました。やっぱり大きな効果はありませんでした。
通勤道中、自分自身のセルフチェックで喉のどこのあたりが痛んでいるのか調べてみると、中咽頭の口蓋垂や口蓋扁桃の辺りだと思われます。
ただ、なぜ唾液を飲むと痛むのかは想像できませんでした。
たまたまデスクワークの日だったので、ペットボトルのお茶を机に置いて、喉に違和感を覚えた時にちょっとずつお茶を飲み、なるべく喉が潤った状態を保つようにしていました。
それでも様子が変わらないので、せめて喉のハレを抑える薬でも処方してもらいに耳鼻咽喉科へ行こうと考えながら会社の近くの医院をしらべている時に、何気なく首を左に傾けてコリをほぐしながら唾液を飲むと、喉が痛くないことに気がつきました。
試しに首を右に傾けると痛みは小さいながらもありました。
さらに試しに首の張り具合を手で触ってみると、首の左側が右と比べて硬い印象がありました。
唾液を飲むと痛い位置の首周りの位置を変えながら手で押さえていると唾液を飲んでも痛くない箇所がありました。
おそらくですが、喉の炎症による痛みではなく、喉周りの首のハレにより喉が圧迫されて、唾液を飲んだ時の動きがおかしくなっているのかもしれないと推測しました。
(素人の推測は危険なので医者に行った方が良いと思うのですが、「どんな時に痛みますか?」と質問されて、この内容を伝えた時にこちらが満足できるような回答がもらえない可能性の方が高いと思ったのでこのまま自分で何とかしようという気になってしまいました。)
心当たりといえば、座椅子で眠ってしまった時に、最初に座椅子の背もたれ部分を枕にして体の左側を下にて眠っていたことぐらいです。
背もたれ部分に頭を乗せて寝てしまっていたので、首に負担がかかっていたのではないかと思います。
首の筋肉とツボを手でほぐしてみた
喉の痛いところを中心にして首の硬い部分をほぐすように手でほぐしてみました。
すると不思議なことに、唾液を飲んだ時に喉に感じていた痛みの位置がかわってきました。
左側に感じていた痛みが、喉本体の真ん中辺りに移動してきました。
しかし、痛みが移動しただけで軽減したわけではありませんでした。
首のコリが硬い部分を冷やしてみた
首のコリと考えたら温めた方がいいのかもしれませんが、とりあえず温める手段が無かったので保冷剤で首のコっている部分を冷やしてみました。
喉の奥に痛みがあるので首のどこの部分を冷やしたら痛みの部分に届くのかがわかりませんでしたので、冷やす部分を何カ所か移動して確認してみました。
今回の喉の痛みの場合が、首の内部が腫れることで喉を圧迫しているのであれば、それは首の内側の組織の炎症による腫れと推測でき、熱を持っているような炎症は温めるより冷やす方が効果は大きいと思ったので先に冷やす方法にしました。
保冷剤で首の喉周りを冷やしました。使用した保冷材は、豚まんで有名な551蓬莱のお持ち帰り用保冷剤です。
ちょうど手に収まるサイズで冷やしたい個所に当てることができました。喉仏の上側や下側に当てたり、保冷剤が柔らかくなってきたら喉仏全体に当てることができました。
保冷剤を交換しながら1時間ほど冷やしていると、唾液を飲んだ時の痛みの程度は小さくなりました。
痛みの場所も少し移動し、上顎の左奥の辺りが痛むようになりました。舌で探るならば、上顎の骨を過ぎて柔らかい組織になった部分です。
喉の痛み初日の夜
首の筋肉とツボをマッサージガンでほぐしてみた
夜になってもまだ喉は唾液を飲むとすこし痛かったので、次は首の天柱というツボを押してみました。ほぐす意味も込めてマッサージガンを弱めに設定し、天柱ツボを刺激しました。
合わせて僧帽筋や脇の下周りの筋肉、肩甲骨周辺の筋肉をほぐすようにマッサージガンを当て続けました。
さたには、足裏のツボで足の親指の付け根辺りが首に効くらしいので足裏のツボへもマッサージガンを当ててマッサージをしました。
何が良くなかったのかわかりませんが、夜中に大変なことになりました。
喉が痛い初日の夜中
何故か頭が痛くて気持ち悪くなってしまった
夜中に頭が痛くて気持ち悪さで目を覚ましました。とりあえずトイレに行き、再度布団で横になっていても、頭の痛さと気持ち悪さで眠ることができませんでした。
喉は朝よりも痛みは治まりましたが、まだ少し痛いです。
喉の痛みよりも頭の方が痛かったので、一度起きてセルフチェックで頭のどの辺りが痛いのか調べてみると、後頭部のマッサージをした天柱周辺に痛みがありました。
過去の経験からマッサージのし過ぎが原因で筋肉が張ってしまったことによるものだと分かったので、温めたシリカゲルビーズクッションを使って、患部周辺を1時間ぐらい温め続けました。
温め続けていると気持ちよさからソファで眠ってしまい2時間後ぐらいに目が覚めた時には頭の痛みと気持ち悪さはほとんど無くなっていました。
頭痛と気持ち悪さは、やっぱりマッサージをし過ぎたのが理由でした。
喉が痛い2日目
ソファで眠っていたので、再度布団に移動して2・3時間寝ました。目が覚めるとほとんどスッキリしていました。
左腕を回すと、肩が凝った時と同じ感覚がしました。夕方まで気が付いた時に肩回りのストレッチをするようにしました。
夕方の喉の痛みは、初日の朝の痛みを10とすると、3ぐらいまで下がりました。
この日はリビングでのうたた寝に注意して、そうそうに布団で寝ました。
喉が痛い3日目
喉の痛みは、2ぐらいまで下がりました。痛む個所は喉の左奥側ですが、左に首を傾けて唾液を飲むと痛くないのは同じでした。
喉が痛い4日目
喉の痛みは、1ぐらいまで下がりました。痛む個所は喉の左奥側ですが、左に首を傾けて唾液を飲むと痛くないのは同じでした。
この日は、トレーニングに行く日でしたので、首に負担がかかるような運動は止めました。
喉が痛い5日目
喉の痛みは無くなりました。
これはあくまで個人的な判断ですが、今回の喉の痛みは、ウィルス性の炎症による痛みではなく、不自然な体制で寝てしまったことにより首の一部に大きな負荷がかかり、負荷のかかった部分が腫れて、唾液を飲んだ時に当たることで、痛みとして感じるようになったと思います。