先々週からの子供の熱と咳は、夜驚症のようなものを発症させ、先週の水曜日にピークを迎え、その後収束し週末にはすっかりと元気になり、またパワー全開になった。医師の最終的な病名は、「マイコプラズマ(だろう)」ということ。何故こんなに回復までに手間取ってしまったのか、他の方や今後のためにも分析しておこう。
発症から収束までの経緯
20日(木):突然39度の熱。医者から様子見のため抗生物質と解熱剤をもらう
21日(金):朝、体温が下がったため登園。夕方に高熱のため園から呼び出されそのまま医者へ。抗生物質と解熱剤を追加。熱は38度超え。
22日(土):朝、熱は下がるが、食欲弱め。夕方熱が上がり、夜に夜驚症?
23日(日):家で一日おとなしくしていた。夜に夜驚症?
24日(月):咳が出始める。特に夜から朝にかけて寝れないぐらいひどい。夜に夜驚症?
25日(火):昼間は微熱だが夜の熱と咳き込みがひどい。夜驚症?
26日(水):別の医者へ。RS及びマイコプラズマ検査陰性。肺炎一歩手前と言われてしまう。薬と咳止めテープ。夜は比較的落ち着いた状態で就寝。
27日(木):薬が効いたのか体温は平熱。咳も減る。夜はぐっすり就寝。
28日(金):元気が出始める。医者で状況確認。「マイコプラズマだったかも」と言われる。食欲7割回復。咳はさらに減る。夜はぐっすり就寝。
29日(土):回復。咳はほぼ無し。薬は続ける。夜はぐっすり就寝。
30日(日):すっかり元気。咳はほぼ無し。薬は続ける。夜はぐっすり就寝。
マイコプラズマだったかもしれない理由
マイコプラズマの検査の精度は7割程度で、症状の出始めと終わりでは検査結果が陰性になることが多いらしい。おそらく23日(月)に検査をしていれば結果は陽性になっていたかもしれない。26日(水)は、こちらとしてみればピークのような状態だったが、すでに収束に入っていたようだ。
マイコプラズマによる熱と咳の場合、咳を抑える方法は無い
時には、吐くんじゃないかと思うぐらいむせるように咳をしていたので、医者に行った時に気管支を拡張させる薬の吸引処置をお願いしてみた。先生の説明では、気管支を拡張させる薬の吸引処置は、ぜんそく系の病気から出てくる咳には有効であるが、マイコプラズマのような病気から出てくる咳には効果が無いらしい。親ががんばって子供の背中をさすってあげる程度しかできないそうだ。
夜驚症のような症状が出たのは、ストレスからかもしれない。
今こうして考えると、子供が夜に夜驚症のような症状になったのは、高熱の寝苦しさによるストレスだったのかもしれない。ほぼ収束期と思われる26日(水)の夜以降、薬の効果もあったと思うが夜驚症のような症状は出ていない。
高熱は3日、咳は1週間
医者から「これからも病気をした時には、高熱は3日続いたら、咳は1週間続く様であれば診せにきてください」と言われた。たしかに高熱3日目であればマイコプラズマの検査で陽性と出たかもしれず、その時に適切な処置を受けることができたかもしれない。
でも、3日目は土曜だったんです。あと、「多少熱があっても、食欲さえあれば子供は大丈夫」説が、最初に2日間医者に行ったあとだったから、足を遠ざけてしまったのかもしれない。
一つ気を付けたことは、高熱の期間の夜に眠らせる時は、頭の下にタオルを巻いた保冷剤を敷いて、おでこにもタオルを巻いた保冷剤を当てるようにしていた。特に頭の下に敷く保冷材は、薄くて大きな保冷剤をたまたま持っており、非常に重宝した。頭に熱がたまらないようにすることは気をつけていた。
子供のいる家庭に、この手の保冷剤があると、こういった病気の時にはすごく重宝する。