子どもの耳が腫れました。正確には耳たぶが腫れて赤くなりました。気が付いたタイミングは、子どもが「耳が痛い」と訴えてきたからです。外耳炎かと思っていたけど、とりあえず症状の特徴、「子ども 耳 腫れ」で調べてみると、もし耳を掻いて腫れたのであれば、皮膚や軟骨の細菌性の炎症が考えられ、何も原因が無くて腫れたのであれば、ウイルス感染が考えられるそうです。
子どもに「耳を掻いたりした?」と訊いてみると、「耳たぶが痒くて何度も掻いている」ということだったので、細菌性の炎症の可能性が高いと思いました。
何が原因なんだろう
耳が痒くなって掻いたら、どんどん痒くなっていくパターンの皮膚炎で考えられるのは、「乾燥性皮膚炎」や「しもやけ」と予想しました。ただ怖いのが「脂漏性皮膚炎」です。どーやら掻いたことで出る皮脂を真菌(マラセチア菌)が分解することで生じる過酸化脂質などの刺激物質によって皮膚が赤くなり炎症するそうです。
脂漏性皮膚炎の画像を見てみると、子どもの症状とはちょっと違っていたので、きっと違うと素人判断しました。
ちなみに子どもの耳の腫れはこんな感じです。
もし「乾燥性皮膚炎」であれば、耳がカサカサになるので痒くなり、それを掻いて赤く腫れる炎症になると思うし、「しもやけ」であれば、足の時と同じで痒みで掻いたけど、今は痛みの方が強いと思いました。
子どもに「我慢できないぐらい痛い?」と訊いたら、「我慢はできるけど痛い」と言います。自分自身は、日頃の生活と違うような違和感や軽い痛みでもすぐに薬を飲んだり医者に行ったりしちゃいますけど、子どもって我慢しちゃうんですよね。
最初はちょっとしたかぶれや荒れを掻いてしまって、その刺激で炎症が強くなっていき、さらに痒くなって、ここまで酷くなってしまったんだと思います。
さらにタイミングの悪いことには
さらに悪いことには、子どもが「耳が痛い」と訴えてきたのが土曜日の午後で、医者の開院時間が過ぎてしまっていたんです。
耳鼻科の休日診療って、まず開いてなくて、日曜日の夜の時間に休日診療所へ行けることはわかりました。
持ってて良かった
とりあえず、何か対応することはできないかと考えていると、思い出したのが、この薬でした。
「オイラックスDX軟膏」です。
パッケージを見ると、「皮膚炎」「しっしん」「しもやけ」「かぶれ」と書いてあります。まさに今回の症状に当てはまるではありませんか。
これだけ症状に当てはまるので、違っていたとしても大きく悪くなることは無いだろうと判断して、とりあえず子どもの腫れている耳の部分に塗ってみました。
塗ったのが夕方だったので、夜に子どもに今の痛みを訊いてみると「良くなった」ということだったので、寝る前にもう一度塗って寝かせました。次の日の朝に腫れがひいてなかったら休日診療所へ行こうと思っていたのですが、次の日の朝には赤みがかなりひいていたので、そのまま使ってみたら、すっかり良くなりました。
注意
これはあくまで個人の判断でおこなったので、他の子どもや大人に当てはまるとは思っていませんので、できる限り医者に行くようにした方が良いと思います。