下痢っぽくて胸がムカムカして気持ち悪いけど、食べた物に心当たりがないし、熱も対して高くない場合、もしかすると胃腸風邪かもしれません。娘は毎年、胃腸風邪になって、この時期のある日、突然吐くんです。今年の胃腸風邪は酷かったので、胃腸風邪になったときにすることをお伝えします。
胃腸風邪とは?
胃腸風邪は、正式にはウイルス性胃腸炎といいます。感染原因のほとんどは口からです。ウイルスが付着した食べ物や水、人から人への飛沫感染など、感染経路は非常にさまざまあります。娘の場合は、園での集団感染です。(娘が発症した次の日の園で、他の園児が数人吐いたそうです。)
胃腸風邪の症状
一般的な症状として、腹部の張り、痛み、急な吐き気、体のだるさ、発熱などがありますが、個人差があります。治療法は、吐き気や下痢を抑えるなどの対症療法しかなく、嘔吐や下痢で体内からウイルスを全て排出することが回復への近道です。早ければ翌日には良くなります。
娘の胃腸風邪の症状
娘の場合、木曜日の園から帰ってきて夕ご飯を食べて30分ぐらいした後、「気持ち悪い」と言いだしました。風呂に入るのが嫌なだけだろうと思って、しばらく放置しておいたら、「吐く、吐く」と叫んだので、慌ててキッチンのボールを娘の口の下に出すと、夕飯が戻ってきました。
食べ過ぎで戻したと思い、口を濯がせて水を飲ませました。そのまた30分後にまた「気持ち悪い」と言って吐き戻したので、「もしかすると胃腸風邪かも?」と疑い、着替えさせて、念のため枕元に洗面器を置いて寝かせました。
眠って1時間ぐらいすると、寝室から娘のうめき声がするので慌てて部屋に入ると洗面器に吐いている娘がいました。背中をさすり口を濯がせて寝かせましたが、また1時間後ぐらいに娘は、うめき声とともに起きて洗面器に吐きました。吐くたびに辛いからか号泣します。
眠って吐いては、夜中に掛けて5回ほどあり、深夜から朝にかけては落ち着きました。途中、「喉が渇いた。水が飲みたい」と娘から言われましたが、口を濯がせる程度にさせました。
翌日の朝、比較的元気になった娘が「水を飲みたい」と言ったので、水を飲ませて出かける準備をしていると、娘がまた吐き戻したんです。口を濯がせて、金曜日の園は休ませ寝かせることにしました。
昼に目を覚ました娘は、「お腹が空いた」と言うので、過去の経験上、もう大丈夫だろうと思い、御粥(5分粥ぐらい)を作って少し食べさせましたが、やっぱりまた30分後ぐらいに吐き戻しました。病気の症状を見極めるのは難しいです。
医者で言われたこと
娘は過去にも胃腸風邪になっており、治療法は整腸剤など飲ませるしかないということを知っていたので、医者に行きました。案の定、医者では「胃腸風邪ですね。」と診断されて、ビオフェルミンの整腸剤と吐き気止めをもらいました。家に帰ってすぐに整腸剤を飲ませ、安静にさせました。
医者に、「冷たい水は飲ませてませんね?」と訊かれたので、「室温の水を飲ませています。」と答えたら、室温は冷たい水になるそうです。体温以上のお湯を飲ませないといけなかったようです。家に帰ってからは、娘に「喉が渇いた」と言われたらお湯を飲ませていました。回復傾向にあったからとも思いますが、お湯を飲ませてからは吐かなくなりました。
土曜は気持ち悪いのが大分治まったようだったので、お湯と御粥で過ごさせました。日曜は完全に復活し、油っぽいもの以外は何でも食べました。
いきなり吐かれる前と後にできること
- 子供が「気持ち悪い」と訴えたら信じよう。
- 心当たりが無いのに、吐いた時は、特にこの時期は、胃腸風邪を疑うこと。
- 喉が渇いた場合は、水道水ではなく、お湯を飲ませること。
- とにかく整腸剤をもらいにいくこと。
今年は、娘が大きくなっていたので、気持ち悪くて吐く場合でも、洗面器の中に吐きだしてくれたことは、片付けのことを考えると非常に助かりました。昨年は、夜中に布団を洗いに行った記憶があります。