いつものように朝起きて、いつものように服に着替えて、いつものように出掛けようとした時に、何にかお腹の外側が痛いことに気がつきました。
「ベルトが当たるお腹の部分が痛いな~」
ベルトのバックルとお腹の当たる位置が悪いのかと思って、何度もベルトの位置を直しましたが、痛いんです。
もしかするとお腹の腹毛を引っ掛けているのかもしれないと思って再度位置を直しましたが、やっぱり痛いんです。
仕事を終わらせて家に帰り、鏡でお腹を見ても特に腫れているような異常な個所は見当たりませんでした。
ためしに人差し指でへそを押してみたら、へその内側に向かって鈍い痛みが走りました。
ぷっくり赤く腫れたニキビを押した時のような痛みです。
おへそ(臍)の痛む個所と程度
へそ周辺の位置を少しずつ変えながら、指でゆっくり押していきました。
- へそ本体部分に最も痛みがありました。
- へその周辺部分は、指で押しても痛みはありませんでした。
- 痛みのある部分は、しこりのような固い物がありました。
指で押した時に痛みを感じる部分は、下図の赤い丸で囲んだ位置です。
特にへその上の部分の痛みについては、前かがみになった時、お腹部分に違和感を感じるぐらい、しこりのような腫れがありました。
Googleで調べてみると、実に怖いことが書いてあります。
比較的軽め病気として可能性のあるものが次の二つでした。
- 垢の溜まり過ぎ
- 便秘
これなら対処できます。ベルトの位置によって痛くなる症状とつながりは無いように思います。
すぐにでも診察に行った方がいい深刻な病気としては次の二つでした。
- 腹部大動脈りゅう
- 大腸がん
自分のお腹の痛みはおそらく皮膚表面と思われるので当てはまらないと思いましたが、真剣に怖くなります。
仮に本当にこの深刻な病気に罹っていたら、そのうち死んでしまいます。
「幸いにして・・・」と言っていいのか、こういった深刻な病気に罹っていた場合、兆候として便秘や下痢が現れてくるそうです。
自分自身の症状は、へそは痛いけど便秘も下痢もありませんでした。
最近の2・3日は暑い日が続いたため、冷たい飲み物ばかり飲んでいましたので、お腹の冷えによって腸が壊れた影響でへそが痛くなったと仮定したとしても下痢にも便秘にもなっていませんでした。
医者に行って診てもらおう
上記の4つの病気に当てはまらない場合は、バイ菌や細菌による炎症の可能性が高いらしいです。
何か問題が起こってからでは遅いと判断し、翌日に医院へ診察に行きました。
医院では、医者の言うがまま、ベッドに横になりました。
医者は、自分のへそや周辺を何ヶ所か押さえます。まあまあ痛いです。
医者に一通り診察された後、「何らかのばい菌により炎症を起こしていますね。腫れているところには膿が溜まっています。」と伝えられました。
まずは深刻な病気ではなかったことが分かったので一安心です。
5日分の抗生物質の飲み薬と、おへそに塗る薬を処方してもらいました。
きちんと薬を飲んで塗って、順調に治るようであれば3~5日目には小さくなるそうです。
深刻な病気ではなさそうなのでホッとした
Google検索すると、おへその痛みについて記載されていることは、ほとんどが怖い内容です。
しかも単にその病気の可能性を羅列しているだけで、病気の症状も抽象的な表現ばかりです。
サンプル数が1人の単一症例でですが、今回の自分自身に起こった出来事は、この投稿を読んだ方に少しは役に立てるのではないかと思います。
へそがが痛くても膿が出ていないようであれば軽症の可能性が高いようですし、下痢や便秘の症状が無いのであれば、内臓系がやられている可能性も低いと思います。
だたし心配であれば医者へ行った方が良いと思います。自分は内科で診察を受けました。
ベルトがお腹に当たると、痛みのために行動が制限されてしまうのが嫌なので、とりあえず薬を処方してもらうことにしましたが、診察代として医院で1210円を支払いました。
薬局では、抗生物質、抗生物質による胃の中が荒れるのを抑えるための整腸剤の飲み薬と、塗り薬で合わせて1300円支払いました。
おへそが痛い状態を放置しておいても治るのかは訊いていませんが、この痛みによって生活の行動が制限されてしまっていたため、この診察代と薬代は、自分自身にとっては安いと思いました。
※2018年4月追記
<熱も無いし風邪でもなかったから非常にあせった時の投稿>
※2018年7月追記
<健康診断の眼底検査結果を甘く考えていると後悔では済まないことになる投稿>