出張で能登半島の七尾市に行く機会があり、七尾市周辺で美味しそうな料理をお値打ちに提供してくるお店を探していると、外観に年期を重ねていますが新鮮で美味しそうな料理を提供してくれる食堂を見つけました。
※2019年2月に再度訪問したときの料理の画像とレポートをこの記事の最後に追加しました。
お店の情報
店名:お食事処 みず
住所:石川県七尾市能登島半浦町20-1
電話番号:0767-85-2160
営業時間:9:00〜19:00
定休日:無休
お店の場所
七尾市の和倉温泉から能登島へ行くための能登島大橋を渡り、そのまま少し走ると右手に大きな駐車場が見えてきます。お店は駐車場内にあります。
看板は目立たないので事前に場所の情報を持っていた方が、見落とししなくて済むと思います。
事前に調べた情報からは、その日の食材を使ってボリュームのある定食を安く提供しているお店で、地元の人も利用しているそうです。
平日のお昼だったためか外から見て店内は比較的空いている印象でした。
一人で初めて行ったので店内に入るのに少し勇気がいりました。
店内の写真を撮ることができなったので、文章の説明になります。
入口から入るとすぐにサービス定食の内容が書かれた黒板が置いてありました。
この日は「焼き鯖」と「あら煮」でした。
店内での作法(席、注文方法)が分からなかったので近くにいた店員のお姉さんに「初めてなんですが・・」と声をかけると説明してくれました。
説明してもらった内容です。
- 適当な空いている席に座る。
- 店内にある黒板に単品と定食のメニューがあるのでそこから選んで注文をする。(後で気が付きましたが、短冊式で柱や壁に貼られているメニューもありました。)
- 入口すぐの机に小鉢が並べられているので、そこからセルフサービスで好きな3皿を選ぶ。
- 小鉢の後ろにある味噌汁とご飯をセルフサービスで隣に置いてある器に好きな量入れる。(ご飯のおかわりは100円なので、最初にたくさん盛った方が良いとアドバイスがありました。)
- 注文したメイン料理が来るまで小鉢と御飯と味噌汁を食べる。
注文は、サービス定食の「あら煮」にしました。500円(税別)でした。
昼ごはんの時間帯になると地元の方と思われる服装の方や子供連れ家族が慣れた感じで注文をしていました。
料理の内容
メイン料理と一緒に撮影しています。
左下が白飯、左上から味噌汁、味噌汁の右が野菜の天ぷら、その右がコロッケ、右端のお盆の外にある小鉢が大根の煮物です。そしてメイン料理のあら煮です。あら煮は頭の部分とあらと一緒に煮込まれたと思われる大根が入っていました。十分過ぎるボリュームです。これで500円(税別)はかなりのお値打ちだと思います。
味噌汁は、海藻類が多めでちょっと塩味が濃い目でした。
天ぷらは、並んでいる状態で置かれていたので、時期的な気温の影響で冷えています。
コロッケは、他の小鉢の種類にあったポテトサラダをコロッケにしたような中身でした。
大根の煮つけは、あら煮に入っていた大根より味がちょっと濃い目でした。
(何か褒めていないような感じの文章になってしまっていますが、この種の食事処から考えると、想像通りの味だと思います。)
メイン料理の魚は新鮮で、やわらかく煮つけられており、脂ものっていて非常に美味しかったです。大根も魚の美味しさを吸っているからなかのか、ジューシーで美味しかったです。
頭のあらなので皮の下にある脂部分や目の玉周辺の部分などにボリュームがあると美味しいながらも満足感に達するのが早かったです。
孤独のグルメじゃないけれど・・
料理全体に量があって味も美味しくて500円のサービス定食はおすすめです。
最初にこのメニューに目がいってしまったので他のメニューの検討時間がほとんどありませんでしたが、自分より後から店にきた人達は、サービス定食ではなく他のメニューを頼んでいました。
お店のおばちゃんと談笑するぐらいの常連の方は、海の幸系ではなく生姜焼き定食など他の店にもあるような「ザ・定番」を注文していました。
他に家族連れは、フライの定食に単品を追加していました。
自分が気になったのは、白子の天ぷらを定食にして注文されている方がいまして、配膳された白子の天ぷらを見ると、しっかりした量があってとても美味しそうでした。
後からメニューの黒板をみるとしっかりと「白子の天ぷら」と書いてあり、サービス定食に吊られてしまった自分を責めました。
店に来ている人が何を注文しているのかを見ておくのも大切だと思った日でした。
2019年2月に再訪問した時の料理
刺身定食(980円)を注文しました。おかず3品が付いてきます。ごはんとみそ汁はセルフです。おかずは、「ポテトサラダ」と「ぶり大根」、つけものです。
はまちの刺身は、ぷりぷりで歯ごたえがあってとても美味しく、イカも生臭さが無くペロリと食べました。
お腹にまだ余裕があったので、焼き牡蠣を注文しました。これで1つ130円です。牡蠣の殻を開けるのはセルフです。ただ、客数が少なくお店の人の手が空いていると開けて持ってきてくれることがあります。焼き牡蠣はとてもジューシーで生臭さが無く、これだけで何個もいけそうです。
カキフライ定食がメニューにあったので次の機会には注文したいと思います。
もうちょっとお腹に余裕があったので「白子の天ぷら」を注文しました。フリッターのように見えますが、見た目通りフリッターのような食感でした。
白子も生臭いことはなく、ポン酢を付けて食べると、白子の旨味が口の中に広がります。白子だけで食べても淡白な味で、白子の旨味をそれほど感じませんが、ポン酢につけることで白子の旨味を感じることができるのは不思議です。
白子の天ぷらが500円です。これにプラス300円で定食にすることができます。
大きさの知るための基準にできる商品がありましたのでいっしょに撮りました。白子の天ぷらの一つを二口ほど食べてしまいましたが一つ130円の焼き牡蠣、500円の白子の天ぷらはとてもお値打ちだと思います。
食べ過ぎたような気がしましたが、美味しかったためか満腹感よりも満足感が大きかったです。