昨年の春に家を新築しました。
新築する際には当然、地盤改良や基礎から始まるから地面がむき出しになっている期間が数か月あります。
その間に近所の野良猫にのトイレになってしまいました。
しかもその数か月の間にそれらの猫にとっての決まったトイレの場所になり、人間が家に住み始めても猫は糞をしに庭に入り続けることになります。
引越ししてすぐの朝は、前日糞を掃除したほぼ同じ場所にまた猫が糞をしていました。
特に嫌だったのは、夏になると気温があがるため、猫の糞からものすごい臭いがしました。
猫は綺麗好きなので、糞にはきちんと砂や土をかけていくのですが、仕事が忙しくて数日間糞掃除をしないと、どんどんと糞が積もっていきました。そこからの臭いは強烈でした。
さらには臭い糞に蠅がたかり、さらに他の蠅を呼んでいるかのように蝿の数が増えていきました。さらには、小さくて見たことないようないような害虫と思われるものが糞の周りにウヨウヨしていました。これが家の壁付近までいるときは愕然としました。
虫嫌いの人には、虫がたかった糞の処分は難しと思います。スコップで糞の周りの土から上手に取らないと、スコップが糞に刺さります。自分は、ビニール手袋を何重にもして手でつかみ取りました。これが細かい糞も取ることができるので確実です。
注意しないといけないのは、取った糞をいれたビニールからも臭いはすぐに漏れてきます。袋を何重に重ねてもあっという間に臭いは漏れてきます。自分は可燃ごみの日まで外に出しておきました(その袋の臭いで虫が寄ってくることはありませんでした。風通しが良かったのかもしれません)。
野良猫に糞をされることは辛いです。掃除をしても辛いです。野良猫に入られないようにするのがその辛さから早く解放される手段だと思います。
過去の野良猫対策
(奮闘編)家の庭にフンをする野良猫への対処方法
(解決編)家の庭にフンをする野良猫への対処方法
(徹底編)家の庭にフンをする野良猫への対処方法
(猫の逆襲編)家の庭にフンをする野良猫への対処方法
(既トイレ化)家の庭にフンをする野良猫への対処方法
(庭に壁をつくる)家の庭にフンをする野良猫への対処方法
(効果発動中)家の庭にフンをする野良猫への対処方法
いろいろと対策をしてみて、何の対策が通用して何の対策が通用しないのかを学びました。そして、現在は全く猫に入られていません。
猫に効かなかった対策
猫除けマットを置く
あのトゲトゲ状態の猫除けマットをひくと、そこに糞はされなくなります。ただ、通路に置いて「通行妨害」としては野良猫に通用しませんでした。家の庭をトイレにした野良猫は、トゲとトゲの隙間に上手に足を入れて渡ってきます。糞をされないようにするためとはいえ、せっかくの庭を「猫除けマット庭」にするのは嫌でした。
木酢液・香水を撒く
木酢液や香水、木酢成分を含んだ粉や粒を撒くと短期的(3日ぐらい)に効果はありました。ただしホント、短期的にです。そして使えば使うほど猫避け効果は薄くなりました。一番嫌だったのは、木酢液の臭いが自分にも臭く、「臭い庭」になってしまいました。
猫に効果のあった対策
前提として、対策は土や砂の部分に行ってください。猫は基本的に土や砂のところにしか糞をしないようです。コンクリートのところにする猫は、よっぽどの事情があると考えた方がいいと思います。
隙間を無くす
数回の実験による経験から、大人の猫が通ることができる隙間の限界は5センチメートルだと分かりました。5センチメートル以上の隙間を無くすことが非常に大切です。
外周にフェンスがある家庭であれば、フェンスと地面との隙間や、フェンスとフェンスの隙間を5センチメール以下にするようにしてください。
何か木の棒などの物を置くのが手っ取り早いと思いますが、簡単に動かせるようですと、猫は動かしてしまいますのでしっかりと固定してください。また、外からの見た目を気にするのであれば、フェンスの支柱と支柱を両端にして、フェンスと地面の隙間の中間ぐらいに、なるべく太い釣り糸を張って隙間を狭くするのも一つの方法だと思います。自分はこの方法でフェンスと地面との隙間を狭くしました。

高さ80センチメートル程度の壁を作る
自分のところの家は幸い?にして、通路が狭いため猫除けマットを立てて使用すると通路を塞ぐことができました。1枚立てただけでは、野良猫がジャンプして超えているようだったので2枚繋げて立てると、猫に入られないようになりました。あと、木の板などを使って立派な壁にし過ぎると、それに爪を引っ掛けて踏み台にして越えてくる可能性もあったため、外向きに突起物があって、フニャフニャ状態の猫除けマットは効果があったと思います。

物理的な対策をするのが一番有効だと思う
物理的に入られないようにするのが猫対策としては一番だと思います。問題は物理的にどこまで対策をしたらよいのかが分からないため、対策が長期間化することになります。
上記の「5センチメートル以上の隙間を無くす」「80センチメートル以上の壁を作る」の2つをキーワードとして対策をしてみてください。
広い庭をお持ちで、フェンス等で囲まれていない方は、超音波発生装置を置いた方が早いかもしれません。ただ、本当に効果があるのかどうかは検証していませんのでわかりません。
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